青山 紀子 / Noriko Aoyama

商業写真の分野で日本では女性が極めて少なかった1980年代から、私はフリーランスの写真家として不安定な競争社会を生き抜いてきた。しかし、2011年の東日本大震災のとき、私は何もできない自分の無力さを知った。男並みの体力がいる仕事を第一線でこなしていようと、被災した人々の助けになることを即座に思いつかなかったからだ。それから、私は自分にできる最善のものを探した。その答えはやはり写真だった。コマーシャルではなく、人を癒し、力を与える写真。それを生み出すために、私は自分自身を深く掘り下げ、自分の痛みの根源を探ることから始めた。自分の痛みを自覚することは他者の痛みを開放することに繋がるはずだからだ。

SAMURAI FOTO

1960京都市に生まれる
1983日本大学芸術学部写真学科卒業
1983-1985料理写真家のアシスタントとして働く
1985フリーランスの商業写真家として独立
1993有限会社青山紀子事務所を設立
2017サムライフォトグループ写真展2017に参加
2018サムライフォトグループ写真展2018に参加
2018プロジェクト“Articulating the Subconscious Mind”が2018年International Photography Awardsのプロフェッショナル部門において Honorable Mention 受賞
2019ロシア ノボシビルスク国際コンテンポラリー写真祭に参加